【三潭印月】
  三潭印月島は小瀛州とも言い、湖心亭、阮公、と合わせて西湖三島と呼ばれる。小瀛州は西湖三島の中で最も面積が大きく、豊かな景観を持ち、知名度も高く、「西湖最大の景勝地」との誉れが高い。
  小瀛州全島は内側にも7ヘクタールの水をたたえ、南北に橋がかかり、東西に堤が通っていて、橋と堤とが十字に交差し、島内の水面を4つに分割している。上空から俯瞰すると、島の陸地が「田」の字になっており、湖の中に島があり、島の中にさらに湖があるという特徴をあらわしている。西湖十景の中の一つとして、わが国江南の水上庭園の経典の作となっている。
  三潭印月島の前身は水心保寧寺である。北宋の詞人秦観の詩『送僧帰保寧寺』にこうある。「西湖環岸皆招堤,樓閣晦明如臥披。保寧複在最佳處,水光四合無端倪。車塵不來馬足斷,時有海月相因依。(西湖を囲む岸はみな寺院で、楼閣の朝晩は臥しひらくかのようである。保寧寺は最もよい場所にあり、水面の輝きが四方を取り囲んで限りがない。車が走って砂煙を立てることも馬が来ることもなく、時に水面に月が寄り添うように映っている。)」この詩から、この島で月を眺める由来がすでに長い時を経ていることがわかる。
  明の万暦三十\\\五年(1607)、銭塘県令聶心湯が湖の底の泥で島の外側の堤を築き、初めて湖中湖を作って放生の場とした。後世の人が島の南側に3つの瓶の形の小さな石の塔を作り、「三潭」と称した。清代のはじめに島の上にさらに曲橋や堂軒が建てられ、内側の湖に沿って芙蓉が植えられた。光緒年間には将校を退職した彭玉麟がここに別荘を建て、小瀛州は始めてその風貌をそなえたのである。
  三潭印月の景観は多層的で空間が多様に変化して見え、意匠を凝らしたつくりになっている。島の北の埠頭から入ると、先賢祠などの2つの建物をとおり、九曲平橋に入る。橋の上には開網亭、亭亭亭、康煕禦碑亭、我心相印亭という四つの形の異なる東屋があり、人々に歩いては休み、休んでは眺め、帰るのを忘れるほどに心行くまで美景を眺めさせる。
  九曲橋の東には、水を隔てて一続きの白い漆喰塗りの壁がある。壁の両端には少しもつなぎ目がなく、屏風のような形をしている。壁の上には4つの装飾模様の美しい窓があり、壁の内と外の空間は、隔てられていても途切れてはおらず、浸透しあっている。壁の外では遊覧客の往来が盛んでにぎやかでも、壁の内ではひっそりと静かで、咫尺の間でまったく異なる趣を味わえる。
  全島の花と木は、柳、蓮、楓、芙蓉を主として、四季を通じて花が咲き、色鮮やかに美しく、特に春と秋の季節がすばらしい。島の内外の湖面が鏡のようになって、東屋や木々花々の影が揺らめき、空と雲の色と互いに引き立てあって、実に恍惚となって仙界に紛れ込んだかのように感じさせる。三潭印月の美景は島から湖上に向かっていく。島の南側には、3つの瓶のような形をした小さな石塔が立っていて、その形は趣があって優美である。塔の頂はひょうたんのようになっていて、塔身は円形、水面から2メートルほどの高さで、中は空洞、さらに塔身には5つの小さな穴があいており、円形の石の台の上に建っている。3つの塔は正三角形をなし、その一辺は62mである毎年中秋節の時、空に月が昇り、水面に映ると、塔の中に火をともし、天上の月と地上の月がその輝きを競い合う。月を眺めに来る遊覧客は、ゆらゆらと湖いっぱいに満ちた銀の輝き、天の月と、水面の月、塔の月と心の中の月を溶け合わせて限りない悠久の思いと願いにかえ、楽しくて帰るのを忘れてしまうほどである。
  新西湖十景
【玉皇飛雲】【宝石流霞】
【黄龍吐翠】【満隴桂雨】
【呉山天風】【龍井問茶】
【虎pao夢泉】【雲棲竹径】
【九渓煙樹】【阮dun環碧】

西湖旧十景
【断橋残雪】【平湖秋月】
【曲院風荷】【蘇堤春暁】
【花港観魚】【南屏晩鐘】
【雷峰夕照】【柳浪聞鶯】
【三潭印月】【双峰挿雲

 

杭州情報

【西湖南線】
【美食天国】
【美食名店】
【新杭州料理店】
【龍井茶】
【杭州の茶館】
杭州 地図
杭州観光 地図
杭州の専門市場
杭州特産品
常用電話
 図 西湖を見おろす